「36%」
この数字、なんだか分かりますか?
世界保健機構(WHO)が研究報告を2018年9月5日に発表した、運動不足の日本人の割合です。
ちなみにこの研究報告では運動不足により、心臓疾患やガン、糖尿病になるリスクが高くなるとも報告されています。
ちょっと忙しかったり、仕事が立て込んだりすると、すぐにサボりがちになる運動。
いったい私たちのカラダは何日で運動不足になるんでしょうか?
運動不足によるカラダへの影響
結論から言うと、
「2週間」
運動をしないと完全な運動不足です。
運動不足になると、ココロとカラダの両方にかなりの違いが出てきます。
たった2週間のサボりで、カラダが変化し始めます。
運動をしないことで、筋肉量が減り、筋繊維の脂肪燃焼力も失うため、筋力が落ちます。
目には見えない筋肉の活動ですが、運動をサボっていると、激しい運動や効率的なエクササイズに必要な速筋繊維や遅筋繊維が疲労しやすい筋繊維に変わってしまいます。
すると、ちょっとした運動で疲れてしまうカラダになってしまうんです。
ちなみに、1週間、ジョギングをサボったからといって、ハムストリングスやヒラメ筋がくずれるということはありませんので、ご安心を♪
脚の筋肉は毎日使うことによって、筋繊維が豊富なためタプつくことはありませんが、腹筋の場合はハリを失う速度は半端なく速いので、ご注意を!
なので、定期的に続けることがとても大切なんです。
運動不足による心への影響
運動をしないことで最も悪影響なのがストレス。
ストレス度が低ければ、食べることや好きなことをやるので、発散をすることができますが、過度なストレスになると、ココロへきたす悪影響が測り知れなくなり、精神衛生上良くありません。
特にデスクワークが多い昨今、PCの前で長時間過ごすことになると、幸福ホルモンが枯渇するばかりでなく、カラダの筋肉にはマイナスです。
そこで、ストレス解消には運動が一番なんです♪
運動をすることで、幸福ホルモンと言われる脳内物質、エンドルフィンを多く分泌することで、ストレスが解消されるんです。
運動ができないときほど食事メニューは重要
運動ができないとき、またはカラダを休めなければいけないときほど、ラーメン、チャーハンやファーストフードなどの脂肪や炭水化物系はよくありません。
なぜなら、脂肪や炭水化物系が多い食事メニューは、運動をすることで得られる、
気分
エネルギー
スタミナ
のプラスな影響を消してしまう恐れがあるからなんです。
そのため、運動をしないときは、なるべく脂肪や炭水化物系の多い食事メニューは避けたほうが賢明です。
定期的に運動している場合は代謝も上昇するため、たくさんのエネルギー燃焼を補う食事メニューになることは仕方ありません。
しかし、運動をしないときに同じような食事を摂ると、燃焼できなかった余分なカロリーが脂肪を増やす原因になっていることは明らかです。
まとめ
「運動不足」認定は2週間のサボりだということは分かりました。
だからといって、運動をサボったとしても、これまで築いてきたすべてを失うわけではありません。
しかし、取り戻すには時間がかかります。
失った筋力や体力を取り戻すためには倍以上の時間が必要だからです。
なので、あせらず、ゆっくりと基本的な運動、軽いエクササイズなら、
ウォーキング 30分
ちょっとしたワークアウトなら、
腕立て 5回×2セット
腹筋 5回×2セット
スクワット 5回×2セット
などを始めるのがおススメです。
もの足りないと思えてきたら、回数を増やしてみましょう♪
無理すると続けられるものも続けられませんので、ゆっくりと少しずつ、
運動不足解消は無理せず続けることが一番大切
ですから。
ぜひあなたも、
太りにくく、痩せやすいカラダ
を目指しましょう。