痩せ体質を長期的に維持する工夫

「痩せたい」

 

と願い、毎日ウォーキングやジョギング、ワークアウトに励む人は年々増えています。

人々の健康志向が高まったこともありますが、昨今のコロナ禍で外出もままならない人や、リモートワークでカラダがなまってしまうということで、エクササイズを始めるという人も増加の一因だそうです。

 

そこで、「痩せたい」と願う人にはある傾向があるのを知っていますか?

それは、「なるべく早く痩せたい」と考えてしまうことです。

私も30代後半の頃「痩せよう」と決心したときに、最初に考えたことは、「どうやったら早く痩せられるのか?」です。

 

もちろん、この考えに対して、対処法をいくつか挙げてみました。

 

  • 朝5時に起きたら1時間ほど(距離にして約9キロ)のジョギング
  • 飲めば痩せるといわれるキトサンのサプリ
  • 帰宅したら、1時間ほど(距離にして約9キロ)のジョギング

 

これらを1ヶ月も続ければ、確実に早く痩せる方法だろうと始めてみたんです。

 

 

早く痩せる方法を試した結果

 

1ヶ月続けてみた結果、当時80キロあった体重が5キロ痩せて、75キロになったんです♪

しかし、喜んだのも束の間、2週間後に体重はもとに戻ってしまったんです。

 

ここにある検証結果があります。

The Lancet Diabetes & Endocrinology”によると、BMIが高い200人以上の男性と女性を対象に、12週間の急速な減量計画、または36週間の段階的な減量プログラムを行ってもらいました。

12週間も36週間も、体重を15%削減するように設計されています。

最初の段階で12.5%以上体重が減った人は、144週間の第2段階の体重維持計画に入れられました。

144週間後、徐々に体重を減らした被験者と急速な体重減少グループの被験者の両方が、減少した体重のほとんどをもとに戻ってしまいました。

 

つまり、痩せるためには、

 

痩せ体質を長期的に維持する工夫

 

が必要だということが分かったんです。

 

 

 

痩せ体質を長期的に維持する工夫

 

せっかく5キロも痩せたのに、なぜ2週間でもとに戻ってしまったのか。

痩せた1ヶ月間は痩せることに集中していたため、飲み物や食べ物にも気を遣っていましたが、痩せたので安心したのか、気が緩んだのか、毎日運動しているから大丈夫と好きなモノを飲み食べしていたら、あっという間に体重は戻ってしまいました(笑)

当然、モチベーションは下がり、痩せることは辞めてしまいました(チャンチャン♪)。

 

でも、チャンチャン♪で終わらせてしまってはダメだったんです。大抵の人は私同様、ここで辞めてしまいます。

しかし、せっかく痩せた体重を長期的に維持する工夫をするべきなんです。

 

 

食べ物に気を付ける

 

ファーストフードや加工食品。口寂しいからと飴などの甘い食べ物。焼き菓子を含む、精製された白い小麦粉と砂糖で作られた食品。安価だからと冷凍ピザ、缶詰スープなど、ナトリウムを多く含む食品を食べ過ぎると、水分貯留と膨満感を引き起こし、確実に太ります。

 

また、人工甘味料などで作られた「ダイエット」食品なども気を付けてください。人工甘味料は正常な大腸の機能を刺激し、食欲調節を失わせ、食欲過多を引き起こす可能性があります。

 

そこで、普段摂っている食品(米ごはん、パンや白糖)は血糖値が上がりやすく脂肪を溜め込みやすいので、

 

  • 米ごはん(白米)麦ごはん(もち麦を入れる)、玄米、雑穀米、胚芽米など
  • パン全粒粉パン、米粉パンなど
  • 白糖黒糖、三温糖、オリゴ糖など

 

などの精製されていない食品に変えることで、食物繊維が多く、血糖値をゆるやかに上昇させてくれます。

 

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飲み物に気を付ける

 

コーヒーならブラック。紅茶ならストレートを飲みましょう。

精製砂糖や人工甘味料を使用しているコーヒーや紅茶はやめましょう。

できればお水がおススメです。1日2リットル推奨されていますが、食事分の水分も含んだ水分量なので、1.5リットルは飲みたいですね。

もし、水があまり得意でないのであれば、レモンジュースなどを入れて飲むと美味しいですよ。

 

あと、本気で「痩せたい」と願うなら、アルコールは排除しましょう。

アルコールはカロリーに加えて食欲を刺激し、抑制を低下させるため、飲み過ぎ食べ過ぎの原因になります。

長期的な戦略としては、アルコールを週に数回に制限し、普段は炭酸水で我慢しましょう。

 

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適度なエクササイズとワークアウト

 

いきなりジョギングを5キロや腕立て伏せ100回なんて、無茶は行わず、カラダに負担の少ないウォーキング1キロと膝をついた腕立て伏せ5回からと無理せず続けることがとても重要です。

なぜなら、痩せるためには継続が大事だからです。

最初は少なくてもいいんです。距離の短いウォーキングや少ない回数の膝つき腕立て伏せをセットに分けて続けていけば、筋肉がつき、肺活量も増え、持久力も自然とついてきます。

そうなると、できる自分に嬉しくなり、それが自信となって自分に変化が起こります。

そうなるとしめたもんです。

適度なエクササイズとワークアウトによって、セロトニン(幸福ホルモン)が分泌され、気分が高揚し、その日のストレスも発散されます♪

 

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まとめ

 

「痩せたい」と願うなら、痩せる行動に移すことはとても重要です。

なぜなら、痩せる行動に移せないと決して痩せることは叶わないからです。

そして、痩せる行動をして痩せたなら、その痩せ体質を維持する工夫が必要です。

そのために、

 

  • 食べ物に気を付ける
  • 飲み物に気を付ける
  • 適度なエクササイズとワークアウト

 

することです。

まず、極端に痩せる方法では、痩せることはできますが、より良い結果を得ることはできません。

そして、痩せ体質を維持したいなら、長期的に耐えることができる食べ物、飲み物に気を付け、適度なエクササイズとワークアウトを行いましょう。

そうすれば、終わりのない体重管理ジェットコースターから降りることができますよ。

それと、痩せ体質になるためには正しい姿勢を意識すると痩せ体質をキープ出来ますよ♪

そして、あなたもぜひ、

 

太りにくく、痩せやすいカラダ

 

を目指していきましょう♪

 

 

 

 

 

 

 

 

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