ダイエットにおいて最も大切なのはなんだと思います?
- 筋トレ
- 有酸素運動
- 消費カロリー > 摂取カロリー
など、上記はいずれも大切ですが、最も大切なのはお通じです。
つまり、腸内環境をいつも良い状態にしておかないとお通じは悪くなり、せっかく痩せようと努力をしていても痩せることは叶いません。
もちろん、腸内環境改善にはヨーグルトが有効であるということは周知の事実ですが、さらに腸内環境を良くしてくれる発酵性食物繊維に着目して痩せ体質を目指しませんか。
日本人の食物繊維摂取量
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、私たちの食物繊維の摂取量は14.4gと、推奨される摂取基準量20gでは明らかにかけ離れています。
国際基準24~29gと比べてみると、いかに日本人が食物繊維を摂れていないかが分かると思います。
そこで、せっかく食物繊維を摂るなら、注目したいのが近年の研究によって腸内環境を良くしてくれる発酵性食物繊維です。
発酵性食物繊維とは
食物繊維というと、レタスやキャベツなどといった葉野菜サラダを想像してしまいがちですが、腸内環境を良くしてくれる発酵性食物繊維は茶色系の食べ物にたくさん含まれています。
発酵性食物繊維の食べ物
その発酵性食物繊維の食べ物というと、
- 【穀物系】 全粒小麦、小麦ブラン、大麦、玄米など
- 【根菜類】 玉ねぎ、ごぼう、人参、こんにゃく、菊芋など
- 【海藻類】 わかめ、こんぶなど
- 【果物類】 キウイフルーツ
などに発酵性食物繊維が豊富に含まれています。
腸内環境を良くするヨーグルトと発酵性食物繊維
私たちの腸内には腸の中で発酵する有用菌、腐敗する有害菌と環境によってどちらにでもなる日和見菌があり、その有用菌のエサとなるのが発酵性食物繊維です。
発酵食品の代表格、ヨーグルト。
このヨーグルトに含まれるビフィズス菌は腸内にいる細菌の10%を占めますが、腸内環境を良くする働きは大腸内に留まっているときだけであって、摂取したビフィズス菌がすべて腸内に留まるわけではないことが分かっています。
そこで、腸内環境を良くするには、すでに腸内にある有用菌を育むためにそのエサとなる食物繊維は欠かせません。なかでも、摂取するごとに腸内環境が良くなる発酵性食物繊維は優れた食物繊維であると、世界的にも注目されているんです。
発酵性食物繊維の摂り方
発酵性食物繊維の摂り方は上述した食べ物をリストアップしておくと比較的簡単です。
穀物類であれば、いつも食べている
ごはん(白米) ⇒ 麦ごはん(もち麦を入れる)、玄米
パン ⇒ 全粒粉パン、ライ麦パン
に変えたり、
ヨーグルトに小麦ブランやキウイフルーツ
を入れたり、海藻類であれば、わかめの酢物やお味噌汁。根菜類であれば酢玉ねぎなんかを作って、摂っていると痩せ体質になること間違いなしです。
腸内環境が良くなると
腸内環境が良くなると、カラダの免疫力が強くなり、基礎代謝も上がります。
もちろん、お通じも良くなり、美肌効果。免疫力が強くなることで、アレルギーに対する抑制効果も期待できます。
そして、代謝が上がることで脂肪燃焼効果も向上し、痩せ体質になっていきます。
まとめ
摂れば摂るほど腸内環境を良くする発酵性食物繊維は世界的にも注目されています。
主食なら白米を麦ごはんや玄米ごはん、食パンを全粒粉パンやライ麦パンに変えるだけで、発酵性食物繊維は取れます。
その発酵性食物繊維の目安は1日、2gでいいそうです。
ぜひ、発酵性食物繊維に注目して、毎日、発酵性食物繊維の豊富な食べ物を摂りながら、腸内環境を整えていきましょう。
そして、あなたも
太りにくく、痩せやすい
カラダを目指しませんか。