痩せ体質になるためには前提条件として、健康でいる必要があります。
では、健康でいるためにはどうすればいいのか?
それは、4つのバランスをしっかり保つことです。
- 呼吸
- 食事
- エクササイズ
- メンタルヘルス
これら4つをバランス良く保っていれば、健康な状態を維持することができ、痩せ体質になっていきます。
実は、これら4つはとても重要であり、それぞれが関連しているので、どれか一つバランスが悪くても健康状態を保てず、痩せ体質になることはできません。
そこで、4つのバランスを保ちながら痩せ体質になる方法を紹介します。
呼吸のバランス
まずは呼吸。
呼吸が浅ければ、酸素は十分にカラダに行き渡らず、その血流にある栄養もカラダに十分に摂り込むことはできません。
そこで、まずは腹式呼吸を正しく行いましょう。
- 鼻で息を吸い、お腹を大きく膨らませる
- 吐くときは口から息を吐きながらお腹を凹ませながら、しっかりと吐き切る
この腹式呼吸の良いところは、無意識に私たちが行っている胸式呼吸とは違い、お腹の筋肉やインナーマッスルを使うことでウェストやポッコリお腹を引き締め、内臓を意識的に動かすことでマッサージ効果もあります。
この腹式呼吸は座った状態や立った状態などの隙間時間でも行うことができ、筋トレやウォーキング中でも意識しながら行うことができる万能呼吸法です。
例えば、椅子に座った状態でも、しっかり背筋を伸ばして、
- 鼻から息を大きく吸い、お腹や肺を膨らませることを意識します(5秒くらい)。
- そして、口からゆっくり体内に溜め込んだ息を体幹(インナーマッスル)を意識(お腹を凹ます)しながら吐きだします(7~10秒くらい)。
これを5セットもやればカラダがポカポカしてくるはずです。
もちろん、立った状態でも、歩いている時でも腹式呼吸法をやってみてください。
基礎代謝が上がり、血流も良くなり、脂肪燃焼効果もアップします。
そして、確実に痩せ体質になっていきます。
食事のバランス
どんなにエクササイズやワークアウトをしていても、ファストフードや脂っこいものなどを食べてばかりいては、健康に害が及びます。
そうならないためにも、普段からの食事はタンパク質と野菜を中心とした食事を摂ることが、健康且つ、痩せ体質になるための第一歩です。
そして、どうしても炭水化物を食べないと満足できないという人は、
- 米ごはん ⇒ 麦ごはん(もち麦を入れる)、玄米、雑穀米、胚芽米など
- パン ⇒ 全粒粉パン、米粉パンなど
- うどん ⇒ そば
などの精製されていない食品を摂ること。
また、これら精製されていない食品は食物繊維が豊富で、血糖値をゆるやかに上昇させてくれます。
精製されていない主食を選んで、食事の質に気を使うと、健康志向へとなり、痩せ体質に近づくことができます。
エクササイズのバランス
エクササイズのバランスとは、長時間同じ姿勢で仕事をするなど、じっとしていても、カラダの血流が悪くなり、代謝が落ち、健康に害を及ぼします。
そこで、ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れるのが、健康のバランスを整え、痩せ体質へと導いてくれます。
ウォーキングの正しい姿勢
老若男女、誰でも取り組めるウォーキングは正しい姿勢で行うことがとても大事です。
- まずはリラックス
- 首を伸ばし、顎を引いて前をしっかり見る
- 肘は90°で手のひらは軽く開く
- 腕は自然に振る
- 背筋を伸ばす(肩甲骨を意識する)
- 腰から前足を振り出して膝を伸ばす(この時、腰の捻転差を意識する)
- 足親指で地面を蹴る
- 着地は踵から
- 歩幅は身長-100cm
この有酸素運動のウォーキングを正しい姿勢と腹式呼吸をすることで痩せ効果を実感できます。
メンタルヘルスのバランス
呼吸、食事、エクササイズと痩せ体質になるためには、どれも欠くことはできません。
そして、4つ目のメンタルヘルスもバランスを保つためには欠かすことのできない一つです。
私を含めたくさんの人が痩せようといろいろなダイエットに挑戦しては、あきらめ、また挑戦してはあきらめを繰り返してきたと思います。
なぜあきらめてしまうのか?
その一因にストレスが関連しているといわれていますが、私にはそのストレスがダイエットをあきらめる最たる原因でした。
なぜなら、仕事や人間関係などからくるストレスがあると、そんなにお腹は空いていないのに食べてしまったり、ウチへ帰ればお酒を飲んでしまう。
アタマ使い過ぎて脳が疲れたから、つい甘いものに手を出したり、イヤなことがあったから、夜遅くまで飲みに行ったりしてしまったなんてことは私だけではないはず。
実はこのような行為は、エモーショナル・イーティング(感情的摂食)といって、全く悪いことではないんですが、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」で、健康に害を及ぼしてしまいます。
そこで、メンタルヘルスのバランスを保つためには、「痩せよう」と決めたら、不退転の覚悟が重要です。
そして、その思いが健康志向へとなり、覚悟が痩せ体質へと変えてくれるはずです。
「思い立ったが吉日」 で始めたダイエット。 朝から腸内環境を整えるためにヨーグルトを毎日摂り、昼食は愛妻弁当で、野菜ファーストのため野菜から食べ始め、夕食は家族となるべく一緒に食事。 もちろん、野菜は最[…]
まとめ
呼吸、食事、エクササイズ、そしてメンタルヘルス。これら4つをバランス良く保っていれば、健康な状態を維持することができ、痩せ体質になっていきます。どれか一つバランスが悪くても健康状態を保てず、痩せ体質になることはできません。
なので、これら4つのバランスをしっかり保つことで、痩せ体質をゲットして、
太りにくく、痩せやすいカラダ
を目指していきましょう♪