私たち人間は1日に何回呼吸をしていると思います?
なんと約2万2千回もしていると言われています。
日常生活において私たちは自分の呼吸を意識せずに行っています。
しかし、この呼吸とは私たちが寝ている間、または意識を失っているときでさえ、絶え間なく続けています。
この呼吸を意識することで私たちのカラダが痩せ体質になるということを知っていますか?
その方法を紹介します♪
呼吸を意識してみる
日常生活において意識をあまりしない自分の呼吸。
仕事でのプレゼンや上司への報告など、緊張した時には呼吸を忘れてしまうこともあります。
なぜなら、ココロやカラダが緊張状態になると、呼吸は浅く短くなるからです。
一方、寝ている時やリラックスしている時などは深くゆっくりとした状態になります。
そこで敢えて自分の呼吸を意識してみてはいかがでしょう。
深呼吸でリラックス
呼吸の代表といえば深呼吸。
ラジオ体操の最後にやるのも深呼吸ですよね。
呼吸が浅く短いと人間の脳は酸素不足になってしまうので、深呼吸をして脳に酸素を送ると頭がスッキリして、ホルモンや免疫機能を正常化させる副交感神経をスムーズに働かせ、受けているストレスなどから一時的に遮断することができ、気分転換やリラックスができます。
ドローインで仕事中も意識する
ドローイン(draw-in=引き込む)とはお腹をギュッとひっこめるエクササイズで ドローインで使う筋肉は腹横筋というお腹の深部にあるインナーマッスルです。
このドローインの良いところは深い呼吸が出来るようになるkじょとです。
普通の筋トレで横隔膜を鍛えるのはちょっと難しいですが、ドローインなら横隔膜にまで効かすことができるので、呼吸が深くできるようになるという効果があります。
実は、横隔膜の動きが悪いと呼吸が浅く短くなってしまい、疲れやすくなり、メンタル面でも悪影響が出たりするといわれています。
なので、深い呼吸で酸素をたっぷり取り込むためにもドローインがとても役立つんです。
そして、このドローインはお腹を引き締め、カラダを痩せ体質に改善します。
それにこのドローインはいつでもどこでも出来てしまうので、仕事場にはもってこいです♪
ドローインのやり方
ドローインの良いところは立っても座っても寝てもできることです。
- 背筋をまっすぐにし、肩甲骨をくっつけるように意識して胸を張ります
- 息をゆっくり吐きながらお腹を凹ませます(背中にくっつくぐらいの意識で)
- 息を吐き切ったら、その状態で浅い呼吸を10秒から30秒キープ
- 息をゆっくり吸いながら、元に戻します
これを1セットとして慣れてきたら、セット数を増やしていきましょう。
息を吐き切った状態からの浅い呼吸は最初はかなりキツイので、5秒からでも構いません。
エクササイズするときに呼吸を意識することが特に大切
筋トレをしているときやウォーキングなどで回数、時間や距離ばかりを気にしてしまって、呼吸を意識していないことが多々あります。
特にエクササイズをやり始めたばかりの人は回数、時間や距離などは気にせず、呼吸を意識するようにしてください。
呼吸を意識する筋トレ
スクワット、腕立てや腹筋は回数にばかり意識がいきがちですが、呼吸にも意識を向けて、
- スクワット:しゃがんだときに息を吸って、上がるときに息を吐く
- 腕立て:腕を曲げたときに息を吸い、伸ばすときに息を吐く
- 腹筋:お腹を凹ませながら頭を上げるときに息を吐き、戻るときに息を吸う
これらエクササイズは呼吸を意識するだけで痩身効果を実感できます。
呼吸を意識するウォーキング
ウォーキングは時間や距離などに気を取られがちになりやすいですが、しっかりと呼吸も意識すると、基礎代謝がさらに上がり、痩身効果も爆上がりになります。
呼吸は、吸って吸って、吐いて吐いてのリズムで行い、腹式呼吸(吸った時にお腹を膨らまし、吐いた時はお腹を凹ます)。
ただウォーキングには個人差があり、ペース配分も違うので一概にコレをすべきということはないのですが、フォームはとても大切です。
正しいフォーム
- まずはリラックス
- 顎を引いて前をしっかり見る
- 肘は直角で手のひらは軽く開く
- 腕は自然に振る(腕を振って前に出した時に拳をギュッと握る(グーパーの要領で)
- 背筋を伸ばす(肩甲骨を意識する)
- 腰から前足を振り出して膝を伸ばす(この時、腰の捻転差を意識する)
- 親指で地面を蹴る
- 着地は踵から
- 歩幅は身長-100cm
まとめ
私たちは普段、意識をせずに呼吸をしていますが、この呼吸を意識することで、ストレス解消はもちろんのこと、リラックスができ、痩せ体質にまでなってしまうんです。
もちろん、意識するだけで効果があるんだったら、やらないという選択肢はないですよね。
本当に日常生活ではあまり呼吸を意識しませんが、呼吸を意識することで私たちのココロやカラダにはいいことづくしです♪
ぜひあなたも普段から呼吸を意識して、
太りにくく痩せやすい
カラダを目指しましょう。