久しぶりに地元の同級生から連絡があって、飲もうということになり、コロナ禍のご時世ですが、妻にも了承を得て、飲み屋で落ち合うことに。
5年振りに会ったことで、昔話や近況報告に花が咲き、盛り上がっていると、
「あれ、痩せたね」
と言ってきたので、「会って2時間経ってそれかよ」と突っ込んだのも束の間、ビールジョッキを置きながら、
「俺も痩せたいよ」
の一言。その「痩せたい」の一言に、2015年から紆余曲折を経て、私がどのように痩せてきたかを話していたら、ふと、
「もうアラフィフだから痩せないよ」
とあきらめの言葉を漏らしたんです。その場がなんだか湿っぽくなりそうだったんで、話題を変えて最後まで事なきを得ましたが、私の心の中では、「もうアラフィフだから痩せないよ」が飲んでいる間もずーっとリフレインしていました。
「アラフィフだから痩せない」、言い換えればもう50歳だから、痩せるのをあきらめたんだよとも聞こえます。
果たして、痩せるのに年齢は関係あるんでしょうか。
痩せるのに年齢が関係ある理由
痩せるのに年齢を持ち出す理由とは何でしょうか。
それは2つあり、
・筋肉量の減少
・代謝の低下
です。
そこで、これら2つは痩せるためにはクリアしなければいけない課題でもあるわけです。
「筋肉量の減少」と「代謝の低下」の関係
痩せるのに年齢が関係している原因としては、人間は何もしなければ20歳を境に、年を経るごとに筋肉量を維持することが困難になり、減少していきます。
そして、この筋肉量が減ることで、代謝が低下し、痩せないカラダになってしまうため、痩せるのに年齢が関係してしまうという理由でしょう。
実は私も最初、「痩せたい」と思い、始めたダイエットは失敗ばかりでした。
その理由はコチラ↓↓↓↓
「思い立ったが吉日」 で始めたダイエット。 朝から腸内環境を整えるためにヨーグルトを毎日摂り、昼食は愛妻弁当で、野菜ファーストのため野菜から食べ始め、夕食は家族となるべく一緒に食事。 もちろん、野菜は最[…]
痩せるのに年齢は関係ない理由
年を経るごとに筋肉量が減少することを自然の摂理だからと何もしないであきらめるのと、年齢による筋肉量減少に抗い、筋肉を維持、または増加させるために筋トレに励み、代謝を向上していけば、年齢に関係なく痩せやすいカラダになるのは明白です。
「筋肉量の維持、または増加」と「代謝の向上」の関係
痩せるのに年齢は関係ないとしている原因は、年齢による筋肉減少を防ぐために、筋トレに励みながら筋肉量を維持、または増加させていきます。
そして、この筋肉量を維持、または増加させることで、代謝が向上し、痩せやすいカラダになるという好循環が生まれます。
痩せるのに年齢は関係ないワークアウトとエクササイズ
実際、私がやってみて最も結果が分かりやすかったワークアウトとエクササイズです。
自重筋トレ
絶対に無理をしないという条件を自分に課し、スクワット、腕立てと腹筋などを丁寧にワークアウトすること。
- スクワット 5回
- 腕立て 5回
- 腹筋 5回
最初はこれら1セットだけでも十分です。
これらがしっかりと3日間継続できたら、1週間、10日間と期間を延ばしながら、回数に慣れてきたら、回数を増やしてみたり、セット数を増やしたりして、少しハードな方法に挑戦していくことで達成感が得られ、いつのまにか結果がついてくるのに気付くはずです。
ウォーキング
- 1日4000歩以上を目指す
- 遠回りして帰る
- 階段を利用する
などのちょっとした意識を変えるエクササイズを行うことが重要です。
そして、ダイエット効果を得るためには、筋トレ後にウォーキングなどの有酸素運動を取り入れると、結果が目に見えて分かりやすくなります。
痩せるのに年齢は関係ないダイエット
実際、私がやってみて最も結果が分かりやすかったダイエット(食事療法)です。
腹八分目の習慣化
そして、私がやってみて最も結果が分かりやすかったダイエットは、腹八分目の習慣化。
食事を一日に3~5食を少なめに摂ることが腹八分目の習慣化に繋がり、よく噛むという習慣を身に付けることで体脂肪を溜めないカラダづくりをしましょう。
5日間ほどで慣れてくるはずです。
食事の質に気を使う
普段摂っている精製食品(米ごはん、パンや白糖)は血糖値が上がりやすく脂肪を溜め込みやすいので、
米ごはん ⇒ 麦ごはん(もち麦を入れる)、玄米、雑穀米、胚芽米など
パン ⇒ 全粒粉パン、米粉パンなど
白糖 ⇒ 黒糖、三温糖、オリゴ糖など
上記の精製されていない食品をなるべく摂るようにする。これら食品は食物繊維が多く、血糖値をゆるやかに上昇させてくれます。
麺類はうどんより蕎麦がおススメです!
茶色がかった主食を選んで、食事の質に気を使いましょう。
野菜ファースト
食事の前に野菜を最初に食べること。
この野菜ファーストをすることにより、野菜に含まれる食物繊維は、胃腸の消化酵素によってジェル化(ゼリーのようにドロドロした状態)します。
このジェル化した食物繊維がブドウ糖を包み込んで、血液への吸収を穏やかにします。
そうすると血液中のブドウ糖の濃度も上がらず、血糖値の急激な上昇も抑えられ、インシュリンの分泌も少なくなります。
すると、余分なブドウ糖もなくなり、脂肪もできません。つまり太りにくいカラダになるわけです。
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野菜を最初に食べることを欧米では、 「ベジタブル・ファースト」 と言われ、食べる順番ダイエットの一番に食物繊維を多く含んだ野菜を摂ることを言います。 これを始める[…]
まとめ
痩せるのに年齢が関係あるかどうかについて、年を経るごとに減少する筋肉量と低下する代謝にフォーカスしてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
しかし、筋肉量さえ維持、または増加できれば、代謝は向上し、年齢に関係なく痩せやすいカラダにできるので、寄る年波に抗いながらも、あきらめず理想のカラダを手に入れることができるよう目指しましょう。
そのために、ワークアウトやエクササイズでは、
- 自重筋トレ
- ウォーキング
ダイエットでは、
- 腹八分目の習慣化
- 食事の質に気を使う
- 野菜ファースト
を意識して行っていれば、必ずその努力は報われます。
なぜなら、無精な私でも88キロから67キロの減量に成功したんですから♪
追伸:先述の友人に私がいかにして88キロから67キロまで痩せて、それをキープしているか。そして、5年かかった私より、あなたはもっと早く痩せることができる理由を添えたメモを先日、メールにて送付しました。
彼は送ったその日からダイエットを始めたそうです♪