痩せようと毎日努力しているのに、なかなか自分が思うような結果にならない。
そんな状況に鬱憤を溜めている人は多いのではないのでしょうか。
私もその一人でした。
自分の大きく突き出た下腹に嫌気がさし、痩せようと、とりあえず膝に負担のかからないウォーキングを2週間続けてみたんですが、結果、88キロの体重は少しも減ることはなく、自分の
「痩せたい」
という強い気持ちは萎えていく一方でした。
結果が出ないなら辞めようとさえ思っていたんです。
「自分はなかなか痩せられない」
という思いが多くの人の抱える悩みなのではないでしょうか。
そのため、痩せようと頑張りはしたが、結果が自分の思うようにならなかったため、続けることを辞めてしまう。
そんな痩せるための努力を続けることができない人がほとんどだと思います。
では、なぜ痩せようと頑張り始めたことを続けることができなくなってしまうのか?
それは結果が自分の思うような結果にならなかったから…では、ありません!
それは、痩せるための努力を邪魔する原因があることを知らないからです。
なので、いつまでたっても自分の思うような結果を得ることができないんです。
痩せるための努力だけでは続かない理由
痩せるための努力を続ける上では、
「痩せたい」
という強い気持ちはとても有効です。
しかし、「気持ち=精神論」だけでは、継続性を保てないため、結果に繋がらないことがほとんどなんです。
なぜ、継続性を保てないかというと、多くの人は自分に甘いため、気持ちだけだとモチベーションを保つのが難しいからなんです。
そのため、あきらめたり、辞めてしまったりしたため、自分の思うような結果に繋がらないんです。
例えば、痩せるための努力を対岸に渡ろうとする小船だとします。
対岸はあなたが求めるゴール(結果)だとしたら、あなたは一生懸命、その小船を漕いで対岸を目指しますよね。
しかし、その小船は対岸に着くことはありません。
なぜなら、その小船に乗って漕ぐ前に小さな穴に気付かなかったため、その小船は途中で沈んでしまうからです。
つまり、小船の小さな穴にさえ気付けば、それを塞ぎ、対岸に渡ることができるんです。
痩せるための努力を邪魔する小さな穴
実は多くの人がこの小さな穴に気付くことはありません。この小さな穴こそ、痩せるための努力を邪魔する原因なんです。その原因とは、
心理学的ホメオスタシス
なんです。
心理学的ホメオスタシスとは、
心理学におけるホメオスタシスとは、「今のライフスタイルや環境をなるべく維持しよう」という心理です。 心理的ホメオスタシスには、良い面と悪い面があります。 良い面は、私たちの生活に安定をもたらしてくれること。 ... 悪い面は、自分を変えたいとき、新しい挑戦をしたいとき、心理的ホメオスタシスが足かせとなってしまうこと。
by STUDYHACKER 『ホメオスタシスとは? 自分を “変える” メカニズムを解明!』
つまり、人間は基本、ココロの中では現状を変えたくない(恒常性=ホメオスタシス)と思っているため、それがあなたの痩せるための努力を邪魔している原因なんです。
まさか自分自身が邪魔しているだなんて夢にも思いませんよね。
自分の心理学的ホメオスタシスに気付く
心理学的ホメオスタシスが自分の痩せるための努力を邪魔している原因なんだと、気付いているか、気付いていないのでは天と地の差があります。
しかし、心理学的ホメオスタシスが邪魔しているのに気付いているのであれば、冷静に対処できるはずです。
私の場合、心理学的ホメオスタシスに気付けたかどうかわかりませんが、諦めず「結果が出るまでやってやろうじゃないか」と痩せるための努力を続けたおかげで、このサイトでも紹介している通り、88キロから67キロと21キロの減量に成功しています。
まとめ
痩せるための努力が続かない原因は心理学的ホメオスタシスであり、まさか自分自身であったとは驚きですよね。
私は88キロのポッチャリ体形から現在の67キロになるまで、5年かかってしまいました。
しかし、今この記事を読んでくれているあなたなら、痩せるための努力をする前にこの心理学的ホメオスタシスに気付くことができるので、自分の思うような結果を得られるスピードは確実にアップしますよね。
痩せるためには続けることが重要です。
これからも痩せるための努力を続けることで、
太りにくく、痩せやすいカラダ
を目指すことに、変わりはないでしょう。