シュワッとした爽快な炭酸が喉を通る瞬間、
「クゥ~、旨っ!」
と思わず声が出る缶酎ハイに仕事や人間関係のストレスなどでたまった鬱憤を晴らしてもらっている人は私だけではないはず。
「思い立ったが吉日」で始めたダイエットですが、ダイエットする前はこの缶酎ハイを好んで飲んでいました。
特にストロング系がアルコール度数も高く、糖類セロだから太らないし、お得なのでストックしていたぐらいです。
ほろ酔いかげんでふと原材料に目を落とすと、アセスルファムKとスクラロースとあるのに気付いたんです。
何気なくこれら甘味料を調べてみると、このお気に入りのストロング缶チューハイが、とんでもない曲者だったなんて誰が想像したでしょう。
糖類0のストロング缶チューハイに入っている人工甘味料
缶チューハイを飲んでリフレッシュ!
1日を終えて、自宅でゆっくり缶酎ハイを飲みながら、疲れを癒すひと時。
至福を感じることができるリフレッシュ方法です。
しかし、いろいろあるお酒の中で、
「糖類0」
「糖質オフ」
「カロリーゼロ」
などの表示がスーパーやコンビニで目を引きますよね。
美味しさのもととなる甘み。
その甘味料にほとんど使用されているのが、アセスルファムKとスクラロース。
特に顕著なのがストロング缶チューハイなどのアルコール分が8~9%の高いのに必ず入っています。
これら缶チューハイをなぜ安価でできるかというと、アセスルファムKとスクラロースは砂糖の何百倍もの甘さがあり、希釈して利用できるため、砂糖より安く使用できるため、アルコール分を上げて売ることができます。
なので、スーパーやコンビニなど店によって、値段は違うが、高アルコールの缶チューハイが、普通の缶チューハイと同等の値段、または少し安い場合があるのにお気づきでしょうか。
このことから、飲料メーカーは原材料で帳尻を合わせていることが分かります。
通常、お酒はアルコール分が高い分、値段がそれに見合うよう設定されるが、缶チューハイはストロング系でもそうでないものでも値段はほとんど同じです。
しかし、問題は値段ではなく、アセスルファムKやスクラロースといった人工甘味料なんです。
特に、このアセスルファムK、正式名称はアセスルファムカリウムなのですが、 この人工甘味料は完全な化学合成物質で、カラダの中では分解も代謝もされないんです!
アセスルファムKはカラダの中をグルグルまわり続けた挙句、 最後は肝臓や腎臓に蓄積され免疫力の低下をもたらす非常に悪いヤツなんです。
日本が認可している人工甘味料は5つ
厚労省で認可されている人工甘味料は、
- アセスルファムK - 砂糖の200倍の甘み
- スクラロース - 砂糖の600倍の甘み
- サッカリン - 砂糖の200~700倍の甘み
- アスパルテーム - 砂糖の160~220倍の甘み
- ネオテーム - 砂糖の7000~13000倍の甘み
の5つです。
糖質0と謳っている飲料水、食品や菓子類に必ず使用されています。
危険な人工甘味料
「人工甘味料はカラダに百害あって一利なし」
という理由をここに挙げます。
人工甘味料はカラダに脂肪を蓄える
人工甘味料は肥満ホルモンとも呼ばれるインスリンの分泌が20%以上高くなるため、その肥満ホルモンは脂肪細胞に働きかけ、余ったぶどう糖などを脂肪に変化させた上に、体脂肪としてどんどん脂肪細胞に溜め込まれるようになってしまいます。
人工甘味料は食欲を増長する
実は、甘みを感じるセンサーは舌だけでなく、胃、腸やすい臓にもあります。
胃にある甘みを感じるセンサーが甘みを感知すると、成長ホルモンを分泌させ、食欲が刺激され肥満の道へと突き進んでしまいます。
人工甘味料は強い依存性がある
コカイン以上の強い依存性があると言われ、薬物を投与するとドーパミンが分泌され、幸福感や快楽を得られますが、ドーパミンが枯渇すると、また薬物が欲しくなる。
いわゆる、これが薬物依存です。
それと同じ作用で、人工甘味料の甘さは一時的に満足感を得られますが、枯渇すると、人工甘味料をまた欲するようになってしまう。
これが甘み依存症です。
他にもある人工甘味料の副作用
人工甘味料を摂り続けると、神経伝達物質が減るため、うつ病を発症する事例が人工甘味料大国の米国で出ています。
さらに、ホルモンバランスを崩壊させ、 腸内環境を悪化させます。
人工甘味料の副作用は本当に怖いんです。
まとめ
糖質0だから太らないじゃないんです!
その逆の副作用(とてもカラダに悪いこと)があるということを理解してください。
何が問題かって、こんなにカラダに悪いものが、市場に流通していることに問題があるし、国が認可していることにも問題があるんです。
大人だけでなく、子供も摂っている人工甘味料。
人工甘味料を国が許可しているから安心ではなく、この危険性をしっかりと理解して、自分や家族の健康を守りたいものですね。