「ウォーキングでは痩せない」
と巷ではまことしやかに言われていますが、果たして本当にそうなんでしょうか?
ウォーキングはとても身近なエクササイズですし、老若男女、誰もが簡単に取り組め、とっても経済的なエクササイズなのに、なぜ「ウォーキングでは痩せない」と言われてしまうのか。
一つは、ウォーキングを散歩と混同されている人が多いことが理由として挙げられます。
そのウォーキングと散歩の違いは何なのか?
ウォーキングの目的はウォーキングという有酸素運動をすることによって、体脂肪を燃焼、
且つ健康維持も補えます。
一方、散歩の目的は主に気晴らしのためにします。
つまり、同じように歩く動作でも目的が違うんです。目的が違えば動作にも違いが生まれ、ウォーキングはエクササイズ、散歩はリラクゼーションと捉えることができます。
そこで、ウォーキングをすれば痩せるということは明白になりましたが、痩せ効果をもっとアップさせる方法があります。
それは、負荷をかけることで、さらに痩せ効果をアップさせる方法なんです♪
ウォーキングは正しい歩き方から
負荷をかければ、さらに痩せ効果をアップさせることができると先述しましたが、その前に大事なことがあります。
それは、ウォーキングの正しい歩き方を今一度確認する必要があります。
その確認方法は正しい姿勢と正しい呼吸法です。
ウォーキングの正しい姿勢
- まずはリラックス
- 首を伸ばし、顎を引いて前をしっかり見る
- 肘は90°で手のひらは軽く開く
- 腕は自然に振る
- 背筋を伸ばす(肩甲骨を意識する)
- 腰から前足を振り出して膝を伸ばす(この時、腰の捻転差を意識する)
- 足親指で地面を蹴る
- 着地は踵から
- 歩幅は身長-100cm
この正しい姿勢を意識し、ウォーキングすると痩せ効果を実感できます。
ウォーキングの正しい呼吸法
呼吸は、吸って吸って、吐いて吐いてとリズムカルに行い、腹式呼吸(吸った時にお腹を膨らませ、吐いた時はお腹を凹ます)をすること。
この正しい姿勢と正しい呼吸法を意識したウォーキングで痩せ効果を高めることができます。
負荷をかけたウォーキング方法
どのようにウォーキングをすれば、さらなる痩せ効果を得られるのか、それは負荷をかければ得られます。その方法を紹介します。
ウォーキングに変化を加える
負荷をかけるウォーキングでもっとも簡単な方法は、
「ちょっと早いかな」
くらいのペースで気持ち大股でウォーキングすると負荷がかかり、さらなる痩せ効果が期待できます。
または、3分間、早くウォーキングし、3分間、ゆっくりを交互にウォーキングするのも効果アリです。
あとは、3拍子ウォーキング。
「タン・タン・ターン♪」と3歩目の歩幅を広げるだけのウォーキングですが、慣れるまで結構キツイですよ(だから、効果アリ!)
上記のウォーキングに負荷をかける方法はお医者さんも推奨しているので、とってもおススメです♪
坂道を使う
ウォーキングは大体コースが決まっています。
ウォーキングするなら自分のお気に入りの行き方など、習慣化すればするほどコースは決まってきますよね。
そこで、もし平坦なコースであるならば、敢えて坂道がある道をお決まりのコースに加えてみましょう。
下半身に負荷をかけて鍛えることで、カラダ全体の脂肪燃焼効果が高まり、引き締まってくるからです。
坂道でなければ、歩道橋などの階段でも構いません。
登り下りをすることで、カラダ全体の痩せ効果がさらに高まります。
負荷をかけるからといって、足が太くなったりはしませんのでご心配なく。
足に重しを付ける
足に重しをつけることで、ふくらはぎや大腿に負荷がかかり、効率的に筋力アップや痩せ効果を実感できること間違いなしです。
いわゆるアンクルウェイトと呼ばれるやつです。今はウォーキングもメジャーなエクササイズなので、種類も豊富で、安価なモノも多数あるのでぜひ挑戦してみてください。
アラフィフ世代ではパワーアンクルと言ったほうがいいのかな(『リングにかけろ』懐かしい)。
ちなみに78歳の私の父はウォーキングが趣味で、行くときは必ず両足に3キロのアンクルウェイトを付けてます(笑)
まとめ
注意してほしいのは、ウォーキングしたからといってすぐには痩せません。
だからといって、ダラダラとウォーキングをしていれば痩せるというものでもありません。
ウォーキングは正しい姿勢と呼吸法で継続し、習慣化できれば痩せ効果を実感できるエクササイズです。
そして、さらに痩せ効果をアップさせるためには、ウォーキングに変化を加えたり、坂道を利用したり、アンクルウェイトを付けたりして、負荷をかけると痩せ効果はさらにアップしますので是非挑戦してみてください。
そして、あなたもぜひ、
太りにくく、痩せやすいカラダ
を目指していきましょう♪