「お家へ帰ってきたら、うがいと手洗いはしっかりやる」
と、習慣づけられている日本人。
もちろん、風邪予防のためと理由は誰もが知るところですが、実はこの風邪予防について21世紀に入るまで、科学的根拠がなかったんです。
京都大学の研究グループによって、うがいをした人はしない人よりも、40%も風邪を予防できるという有効性が、2003年に科学的に実証されました。
そんなうがいが風邪予防だけではなく、
「ダイエットにもいい!」
とのこと、その上、口呼吸改善やいびき防止にも効くということで、その方法を紹介します。
うがいトリビア
ちなみにこのうがいの習慣。
実は日本人だけだそうで、欧米諸国では風邪予防にうがいをするという習慣はなく、日本人の、「ガラガラガラ、ペッ!」という所作と音には驚かされるそうです。
京都大学の研究グループでは、イソジンなどのヨード液でうがいをした人はしない人に比べ、12%の風邪予防効果だったそうで、水うがいの40%には遠く及ばなかったそうです。
イソジンうがいはあまり効果がないということですね。
理由としては、喉の正常細胞を破壊するからと考えられているそうです。
それよりも緑茶うがいの方が70%近く風邪になる割合が少なかったという研究結果が浜松医大で発表されています。
たかが「うがい」だけれども、されど「うがい」ということが理解できるうがいあるあるでした(笑)
正しいうがいのやり方
せっかくなので、うがいの正しい方法を紹介します。
風邪の予防効果に最も効果のあるうがい水は、
1位 緑茶
2位 塩水(塩はひとつまみ)
3位 水道水
わざわざイソジンを買わなくても、上記三つのいずれかがあれば風邪予防にも効果があるし、経済的です。
正しいうがい方法
1.しっかり手を洗い、コップを用意
爪の先などにバイ菌は潜んでいますので、しっかり洗い、清潔なコップを用意します。
2.口をすすぐ
口の中のバイ菌が喉に運ばれてしまうので、ガラガラうがいはNGです。まず口の中を1回すすいでからうがいすることを心がけましょう。
3.ガラガラうがい
喉の奥を意識しながら、「あ~い~う~え~お~」と声を出しながら3回行うと効果的です。
このやり方は衛生管理関連の仕事をしている知り合いから教えてもらった方法なので信ぴょう性は高いです。
うがいで小顔効果
うがいだけで風邪が予防できるということは十分理解できたと思います。
しかし、うがいの効果はこれだけではなく、ダイエット効果もあるんです。
当然、口に水を含むので、効果が期待できるカラダの部位は顔です。
うがいだけで小顔になれるんです。
そこで、お金をかけずに小顔になれる、とっても経済的なうがいがあります。
小顔うがい
ガラガラうがいをした後に、
1.水を少なめに口に含みます
2.上唇と前歯の間に水を移動させ30回以上ブクブクします
3.下唇と下前歯の間に水を移動させ、30回以上ブクブク
4.左の頬に水を移動、30回以上同様に
5.右の頬に水を移動、30回以上
やり始めはかなり難しいかもしれませんが、慣れてくると30回以上は余裕になってくるので、それ以上を目指してやり続けると、効果は抜群です。
この小顔うがいの効果の理由は、
・顔の血行が良くなる
・口の中を刺激することで唾液枌尾何時が活性化(虫歯や歯周病の予防にも)
・口周りの筋肉が鍛えられ、口呼吸予防になります
・頬の筋肉をバランス良く使うので、片噛み防止やアンバランスな表情の矯正効果があります
結果、顔周りがスッキリしてくるということなんです♪
まとめ
最近では「うがいは風邪の予防効果はない」なんて言われ、インフルエンザ対策からは除外されています。
しかし、風邪とインフルエンザは別物のように、うがいをしないよりはした方が、風邪予防にはなると私は思います。
なので、風邪予防プラス、小顔効果のあるダイエットまでできる「うがい」。
小顔うがいをやっていると、内頬の筋肉が痛くなってきますが、コレが効いている証拠。
やるタイミングとしては、個人的には入浴中にやることをおススメしますが、他には、
・外出先から戻ってきてから
・食後はもちろん、歯を磨く時間がない時など
・はみがき前、または、はみがき後など
こまめにやることで効果はテキメンでイイコト尽くしです♪
生活習慣の一環として取り入れてみるのはいかがでしょうか。
ただ一人の時に集中してやってください。
鏡を見ればわかりますが、ちょっとだけ恥ずかしい顔になってしまうのでご注意を!