【改訂】看護師の転職はやりがいがすべて

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看護師のお仕事は本当にたいへんです。
仕事がたいへんな上に、職場環境が劣悪だとやる気も下がります。
しかし、ある出会いで看護師を辞めることを辞めた看護師さんのお話です。

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看護師 白石さん

「あの看護師さん、今月いっぱいで辞めるんですって」
心臓のカテーテル手術で入院している母が寂しそうにつぶやいた。

手術前入院を含め、1週間ほどの入院予定であった母だが、手術後の回復状態が思ったよりも良好で、その看護師さんから、
「あと2日ほどで退院できますよ」
と言われたばかりだった。

いまの今まで大きな病気もせず、元気だった母にとって、出産以来の入院はかなりのストレスだったんですが、担当してくれた看護師の白石さんがその不安でいっぱいの母を気遣ってくれ、手術前には母が楽しくなるような話で気を紛らわせてくれ、手術後の母の様子見伺いなどのときには、話し相手になってくれたりしたので、

「気持ち的に白石さんにすごく助けられた」
と嬉しそうに母は話してくれた。

研鑽を積んで生きていく

実は母は父と結婚するまでは看護師(当時は看護婦)。そのため、母は看護師のお仕事の大変さを良く知っている。

看護師という仕事は、ミスは人の命に関わるため、ミスが許されない。そんな緊張感、そして常に人手が足りないためにかなり厳しいシフトを組むため、お休みもあまり取れない。

そんな中でも、74歳になった母は、先輩であり、姉的存在であった看護婦長から教わった言葉を今でも憶えている。

看護を行う私たちは、人間とは何か、人はいかに生きるかをいつも問いただし、研鑽を積んでいく必要がある。
By ナイチンゲール

聞かされていた部分は、

「人間とは何か、人はいかに生きるかをいつも問いただし、研鑽を積んでいく必要があるのよ」

ではあったけど、幼いころから、ことあるごとに聞かされていた言葉だ。最近はめっきり聞いていなかったが、母と話していたら久しぶりに聞けた。

「ありがとう」という感謝の言葉

母が看護師をしていたときの話を聞くと、決まって言うことは、患者さんやその家族に、

「ありがとう」
と言われることが、何よりもうれしいと話してくれた。

毎日の仕事は集中力も体力も使い、おまけに夜勤を含むため、かなり不規則な労働環境で、辞めたい、逃げ出してしまいたいと考えることも少なくなかったそうです。

それでも看護師を続けられたのは、
「ありがとう」

という感謝の言葉に支えらえたからだそうです。

母と看護師 白石さん

母が退院する日、いつもはキビキビと動く母が珍しくモタモタしていた。
看護師の白石さんがいないからだとすぐ分かった。

看護師長さんが片付けなどを手伝ってくれ、今後の定期検診の日程などを説明してくれていたが、母は聞いているのかどうかもわからないくらい、気もそぞろだった。

最後くらい、ちゃんと白石さんに挨拶をしたかったんだろうが、結局、看護師長に挨拶を済ませ入院していた部屋を離れた。

会計を済ませるため、待合所で待っていると、
「間に合った、ご挨拶遅れてすいません」
と白石さんがわざわざ病棟を離れ、母に挨拶しに来てくれた。

今まで無表情だった母が嬉しそうに、
「忙しいのにわざわざ来てくれたの?」
と声をかけると、
「先輩の退院をお見送りするのも後輩のつとめです」
と体育会系のノリで返し、ついでに、
「別の病院で看護師を続けることにしました。先輩のおかげです」
と笑顔で母に伝えると、
「良かった。若いのに大変な仕事だけどがんばってね」
と孫を応援するかのように、優しく励ました。

ちょうど会計で呼ばれたため、二人だけにしたが、戻って来たときにはもう白石さんはいなかった。だけど、待っていた母の表情は満足げだった。

転職した白石さん。その後...

白石さんは看護師になって5年、自分は看護師に向いていないのではないか、この仕事を辞めて他の仕事を始めたほうがいいのではないかと思い悩み、一度は看護師を辞めようとしたが、母と話したことで、やはり看護師を続けるという。

母が白石さんと話した詳細を聞こうとしたが、ニコニコするだけで教えてはくれなかった。白石さんは母が入院した病院は辞めたが、職場環境も収入も以前より待遇のいい病院へ転職ができたという。

現在、母は白石さんが勤めている病院へ通っている(笑)

きっと白石さんも、母が看護師だったときと同様に、「ありがとう」という感謝の言葉を患者さんやそのご家族から頂くことで、看護師を続けて良かったと心の底から思えているのかな、なんて思います。

まとめ

看護師は本当にたいへんなお仕事だと思います。
職場によっては上司からのパワハラ、いじめや最悪なセクハラなど、環境は決していいところばかりとは限りません。

やりがいを感じることができる職場だからこそ、やりがいがある仕事があるからこそ、続けられるのです。

「出会いがあったから、自分が変われる」
そんな自分が変われる出会いがときには必要ですね。

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それでは良い一日を!

【改訂】2016/03/15

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