フルグラ|発想の転換で売上No.1

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袋からパラパラ(サラサラかな)とカップやボウルに入れ、牛乳をサッとかけてスプーンでサクッと食べられるシリアル。朝の忙しい時間にマッチしてかごはんやパンに迫る勢いで市場を席巻しています。

しかし、このシリアルは20年以上低空飛行を続けていた商品だったんです。それが突如のブレイク!そのきっかけは発想の転換によるものでした。

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シリアルというカリカリ

ハリウッド映画の中でも子供がお気に入りのシリアル箱からサラサラとボウルに入れるシーンなどが、よく観られますが、シリアルは主食として欧米では生活に根付いています。もちろん日本でも、サクサクとした歯ごたえで子どもから大人まで受け入れられているシリアル。チョコやフルーツなど、いろいろな味を楽しめ、カリカリとした食感と牛乳に溶け込んだ甘さがお気に入りの理由です。

シリアルの中でも特にお気に入りなのが「フルグラ」です。オーツ麦やライ麦、玄米などの穀物を丁寧に焼き上げたグラノーラ(カリカリ)と甘酸っぱいドライフルーツの(グミグミ)の食べ心地がたまりません。食物繊維だけでなく、鉄分も豊富で栄養価も満点で、毎朝のお供です。

フルグラは売れないだった?

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2011年までの10年間、30億円台の売上だったフルグラ。つまり、頭打ちで伸びしろがない商品だった?

TVCMもせず、味のリニューアルもしないで売り上げを急成長させた秘密を紹介します。

 市場をちょっと変更

日本のシリアル市場は250億円規模です。しかし、ごはんやパンを含めた朝食市場は17兆円規模もあります。そこで「お供として朝食に加わる」ことを強調。

 主役から脇役へ

シリアルと牛乳のコンボを敢えて捨て、健康食の代表格、ヨーグルトに着目。ヨーグルトにフルグラ、甘みが足りなければジャムやプルーンを混ぜ、満足感をアップ。

 試食を展開

購買意欲を高めるためには女性の心をつかむこと。そこで、全国のスーパー2,000店舗でフルグラとヨーグルトの試食を展開。さらに、牛乳配達業者と組んでサンプルを配布。また、企業の福利厚生の一環で、事務所などにフルグラのサーバーを置いてもらい、忙しい男性社員にも広める。

結果37億円から200億円

従来の売り方である「ごはんやパンの代替品」という主食として売り込むことを辞め、「お供」として副食に転換したのが功を奏しました。

結果として「フルグラ」の売り上げは5倍になりました。

お気に入りの食べ方

ボウルに「フルグラ」を入れ、ヨーグルト。そしてHERSHEY’Sの*チョコシロップをかけて、牛乳をかけて食すのがお気に入りです。

*チョコはヨーグルトの乳酸菌などを腸までしっかり届けてくれるというので入れています。これが意外とオイシイ。

まとめ

今でこそ、スーパー、コンビニ、ドラッグストア、ディスカウントショップなど、どこにでもある「フルグラ」ですが、伸びしろのない商品だったとは驚きです。売り上げを5倍にした仕掛け人は女性ですが、大規模な試食を行い、口コミでファンを拡大させた手腕は瞠目に値します。素晴らしいマーケティング効果ですね。さらにすごいのが、結果的に牛乳をかける主食としても認知され、売り上げがアップ。相乗効果をうまく利用した例です。

発想の転換や意識を変えるだけで良い結果を生み出すことができるんですね。

フルグラ ↓↓↓ シリアル売上No.1

それでは良い一日を!

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