盟主陥落!三菱商事に未来はあるのか?|伊藤忠商事から目が離せない!

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日本の総合商社に激震!

伊藤忠商事が三井、三菱を抑えて一気にトップへと躍り出た。

三菱商事は2000年以来、日本の総合商社の盟主として15年間もトップに君臨していたが、伊藤忠に純利益で負けたカタチだ。

なぜ三菱は負けたのか?

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打倒旧財閥の伊藤忠商事

伊藤忠は非財閥系の商社で、関西出身。長い間、三井、三菱、住友などの旧財閥系商社に対抗意識を持ち続けていた。

なぜなら、常に3社に次ぐ4位。

2010年に就任した岡藤社長は当時を振り返る。

就任当初、三菱は伊藤忠の4倍の利益だったが、2年目で住友を抜き、5年目で三井に利益差が60億円までになった。すると、純利益で三菱まで追い抜くことに。

「いつかは旧財閥系商社と互角に渡り合えるようにする」

創業以来のこの思いを実現したカタチだ。

資源に頼り過ぎた三菱、株価へも悪影響

総合商社は過去10年、資源事業の拡大で成長してきた。

その資源で大半の収益を上げていた三井、三菱は石炭や鉄鉱石などの市況低迷にあえぎ、三菱などは純利益の見通しを3600億円から3000億円に下方修正。

資源事業が足を引っ張ったカタチだ。

実際に石炭や石油などの資源価格の下落を受け、純利益に影響。盟主陥落となり、業績下方修正と減配により、株価は半年で約3割下落している。

2016年3月期連結純利益予想

1位 伊藤忠商事

3,300億円

2位 三菱商事

3,000億円

3位 三井物産

2,400億円

4位 住友商事

2,300億円

5位 丸紅

1,900億円

市場は伊藤忠に高評価

伊藤忠がトップの座を獲得できた勝因は非資源分野が好調に推移し、予想通りに純利益計画の3,300億円に着地したためです。

それと、伊藤忠に対する証券市場の評価は高く、岡藤氏就任直後は659円であった株価は右肩上がりで上昇。2015年6月24日には1756円へと最高値を更新。

総合商社のような資本金が大きい大型株の株価2.7倍の高騰は異例です。

まとめ

日本総合商社の盟主長年居座っていたからといって、何も考えていなかったわけではない三菱商事。ただそれ以上に考え、将来を見据えていた伊藤忠に軍配が挙がっただけです。

伊藤忠の強み、それは繊維と食料の非資源事業。さらに住生活、情報、機械や化学品でも首位をキープしていかないと、三井、三菱には勝てないでしょう。

資源の価格低迷で水をあけられたカタチの三井、三菱に勝ち続けるためには、非資源事業だけでなく、資源事業にも積極的に取り組んでいかなければ盟主の座を守り続けることができないことは伊藤忠自身が分かっているはず。

伊藤忠がどのような動きを見せるのか、これからの動向に目が離せませんね。

それでは良い一日を!

【改訂】2016/03/14

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