「海開き」という響き、とても気になります。良く考えれば不思議な言葉です。
海水浴場、ビーチなど呼び名はどうあれ、なんで、わざわざ海開きという日を設定するのか。このようなイベントは日本だけみたいですね。
日本本土では7月1日が「海開きの日」となっていることが多く、日本で最速の海開きは父島と母島で元旦。沖縄は3月下旬と決まっています。
海開きしないと海に入れないの?
では、海開き宣言しないと海へ入れないの?との質問が聞こえてきそうですが、もちろん、遊泳禁止となっているところ以外でしたら、海へは入ることができます。
ただし、自己責任という言葉が付いてきます。だから、サーフィンなど冬でもマリンスポーツを楽しむ人々は海の危険を熟知した上で楽しんでいます。
しかし、夏の海水浴を目的とした人々には安心と安全を自治体は提供しければなりません。そこで海水浴場/ビーチでは、海開き前に海辺のごみの除去、水質検査や水温をしっかりとチェックして海開きをします。
なので、夏の海水浴シーズンの海水浴場/ビーチでは、サーファーや水上バイクのライダー達は海水浴を楽しむ人々の保護のため、乗り入れは禁止されています。
泳ぎが苦手だなと思う人は必ずライフガードが居る所で海を楽しむようにすることがベストです。
カレント(離岸流)に注意
ところが、海の危険を熟知しているはずのサーファーもたまに沖に流されます。
そこで万が一流された場合の対処法をひとつ紹介します。
海には潮の流れというものがあり、厄介なのが、カレント(離岸流)です。
あっという間に沖に流されるということが海では頻繁に起こり得ます。
カレントとは沖から来た波が岸に到達した後、岸辺に溜まった海水が一定の場所からまとまって沖に戻る流れのことです。
もしカレントにつかまって流されても、決して慌てないでください。
オリンピックスイマー級の自信があっても流れに逆らってはダメです。
冷静に焦らず海辺と平行に泳いでカレントを抜け出しましょう。
カレント(離岸流)画像はほとんど分かりにくいですが、コレ↓↓↓は比較的分かりやすい
とにかく海に入ってみて、あれ?沖に流されていると感じたら、慌てず海岸と平行に移動しましょう。
海を安心安全に楽しむための海開き
海開きした後は、午前8時ぐらいから午後5時くらいまでが海水浴を楽しむ人々の時間帯です。その間は安心して海を満喫できます。できますが、自分の安全に対する予備知識は必要ですので、上記のカレントの抜け方くらいは頭の片隅にでも留めておいてください。
まとめ
夏の楽しいイベント、海開き!
海を楽しむなら、海のことを知り、安全第一で楽しみましょう。
夏の楽しい思い出として残しておきたいですもんね。
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それでは良い一日を!
【改訂】2016/03/24